2012年に長崎・対馬の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像 5月上旬に日本返還へ

2025年01月20日 19:05
 長崎県対馬市の寺から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像が5月上旬に日本に戻る見通しであることが分かりました。  2012年に対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像は韓国の浮石(プソク)寺が「倭寇によって略奪されたもの」と主張し、所有権を訴えていましたが、おととし、最高裁が所有権は日本側にあると判決を下していました。  浮石寺によりますと、今月24日に韓国で行われる日本側への引き渡し手続きの後、観音寺が仏像を貸与する形で約100日の法要が行われる予定です。  5月5日までの法要が終われば、数日以内に対馬に返還する方針だということです。

これまでに入っているニュース