台湾が攻撃受けた想定で大規模訓練 頼総統「備えを怠るわけにはいかない

2025年03月28日 07:39
 外部から突然、攻撃された事態などを想定して台湾当局と民間団体が訓練を実施し、頼清徳総統が視察しました。  台南市で27日に実施されたのは台湾当局や医療関係者らが参加する大規模訓練です。  港で爆発が起き、200人の死傷者が出たとの想定で、参加者が急きょ、救急施設を作って大勢の負傷者に対応するなど緊迫した空気のなかで進められました。 台湾 頼清徳総統 「地域の地政学的変化に直面した時、私たちは備えを怠るわけにはいかない」  中国は近年、台湾周辺で軍事演習を繰り返すなど、統一を掲げて圧力を強めています。  頼総統は台湾の防衛には軍の力だけでなく、社会全体の強靭(きょうじん)性が必要だと述べました。

これまでに入っているニュース