ヒグマが逃げていく瞬間が撮影されました。追い払ったのは、あの秘密兵器です。 　畑に近付いてくる1頭のヒグマ。すると。 　突然、大きな音が鳴り、光が激しく点滅。ヒグマはそれに驚き、茂みに逃げていきました。 　ヒグマを追い払った音と光の正体は番組で何回も取り上げてきた、その名も「モンスターウルフ」。 　野生動物の天敵となるオオカミを模したロボットで、近付くとセンサーが感知し、強烈な光と50種類以上の音で動物を追い払います。 　過去にはイノシシもエゾシカも、サルも、そして今回、ヒグマを追い払う様子を初めて撮影することに成功しました。 　「モンスターウルフ」を開発した企業は。 太田精器　太田裕治社長 「本当に効果があるんだなということが分かりました。クマの問題は今まさに社会問題になっている」 　さらに、現在は動物を追い掛けることができる新型モンスターウルフの開発が進められています。