過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙で、現職の小池百合子さんが3期目の当選を決めました。 　実際の開票結果はまだ出ていませんが、ANNなどが行った出口調査によりますと、小池さんは有権者のおよそ4割から支持を集め、圧勝しました。 　前の安芸高田市長の石丸伸二さんは2割強の支持を集め、蓮舫さんを上回っています。 　立憲民主党や共産党などの支援を受けた蓮舫さんはおよそ2割から支持を得ましたが、届きませんでした。 　元航空幕僚長の田母神俊雄さんは、支持が広がりませんでした。 　小池さんは自民党支持層のおよそ7割、公明党支持層の8割を固め、無党派層の3割から支持を集めました。 　年代別では、50代以上を中心に幅広い世代から支持を得ました。 　調査は都内120カ所の投票所で投票を終えたおよそ7200人の有権者を対象に行いました。 　東京都選挙管理委員会によりますと、7日午後7時半現在の推定投票率は、新型コロナが拡大するなかで行われた前回よりもおよそ2ポイント高い39.26％でした。