7日は九州から東北にかけての広い範囲で命に関わる危険な暑さとなりました。静岡市で今年全国で初めて40℃を観測するなど、猛暑日を観測した地点は200を超えました。 ■危険な暑さ　今年初の40℃観測 　まだ七夕というのに、40℃です。7日、日本一暑くなった町は静岡市です。静岡で40℃を観測するのは、1940年の統計開始以来、初めてのことです。 　伊東市の温泉街で行われた「タライ乗り競争」。1956年から続く、伊東の“夏の風物詩”。きょうに限っては、川に落ちた方が涼しそうです。 参加者 「すごくいい天気で暑いから、すごく気持ち良かった。皆さんも川に落ちて涼んでください」 　関東も40℃に迫る暑さとなりました。 　群馬県西野牧。ネギやコンニャクで知られる下仁田町は39.8℃。関東で一番暑くなりました。日曜でにぎわうはずの道の駅も…。 下仁田町観光協会　津金澤英美さん 「いつもだと駐車場満杯だが、2～3割減っている」 　真夏の高気圧が張り出した関東から九州。各地で40℃に迫る暑さとなりました。千葉も今年一番の暑さとなっています。 　今年一番の暑さは東北でも…。かき氷を食べながらもファンが手放せません。 　危険と隣り合わせの暑さ。三重県伊賀市では草刈り作業をしていた81歳の男性が死亡。熱中症とみられています。 　水辺は、涼を求める人でにぎわいます。広島市内にあるプール。たくさんの家族連れでにぎわいます。 　町の水場もにぎわっています。群馬県南部に位置する玉村町。町にある噴水で、子どもたちが暑さをしのぎます。 子ども 「（Q.水遊び好き？）好き。あちいよ」 親 「本当は家に閉じこもりたい気持ちがあるけど、子どもが健全に育つには遊ばせないと」 　7日、初めて出店したかき氷店も水分補給でにぎわっています。 かき氷店 「きょうは20杯とか出ている。多いと思う」 　暑さは8日も続き、40℃を超える恐れもあり、引き続き熱中症に厳重な警戒が必要です。