28日午前、和歌山県橋本市の河川敷に、アメリカ軍のヘリコプター3機が不時着しました。1機に故障があったとみられます。 　消防などによりますと、午前9時前、橋本市東家の紀の川の河川敷にアメリカ軍のヘリコプターが不時着しました。 　ヘリコプターは合わせて3機不時着していて、たまたま近くにいた救急隊から連絡を受けた消防が現場に駆け付けると、中から出てきた乗組員が翻訳アプリを使って、ヘリのうち1機に何らかの故障があったと説明したということです。 　ヘリは2時間余りで再び飛び立ち、住民や住宅への被害は確認されていません。 近くに住む人 「低空飛行で急いで降りたような感じだった。びっくりした」 近くで目撃した人 「（ヘリコプターが）20～30分旋回しとったんかな。すごい轟音（ごうおん）で、最初は上を飛んでいたのが、だんだん降りてくるからどこ行くんかなと」 動画を撮影した近隣住民 「最初は2台ともプロペラが回っていたんですけども、しばらくすると、前の恐らく調子が悪いヘリコプターのエンジンが止まった。警察が道路を封鎖していたので、何が起こったんだろうなと」 　和歌山県には今のところ、ヘリコプターの所属や行き先、原因などの報告は入っていないということです。