【台風7号】最強クラスで関東最接近へ 線状降水帯発生の恐れも 気象予報士解説

2024年08月16日 12:00
 非常に強い台風7号は八丈島など伊豆諸島を暴風域に巻き込みながら北上しています。最新の台風の見通しについて気象予報士の野口さんの解説です。  (野口琢矢気象予報士報告)  台風7号は非常に強い勢力で関東に接近する見込みです。  暴風域に入っている八丈島空港や三宅島空港では、瞬間的に風速30メートルを超える非常に強い風を観測しました。  この後、この勢力を維持したまま関東地方に最も近付く見込みです。  雨の予想です。関東地方では、この後も台風周辺の活発な雨雲が掛かって断続的に雨脚が強まる予想です。  線状降水帯が発生する恐れもあります。  伊豆諸島を含む関東と山梨県では16日夜にかけて、福島県と宮城県では17日午前中にかけて、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。  また、伊豆諸島や関東では走行中のトラックが横転するような、電柱が倒れるような危険な風が吹く恐れもあります。  不要不急の外出を控え、停電にも備えるようにして下さい。

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