“台風一過”の青空広がる 危険な暑さ戻り「猛暑日」200地点超に

2024年08月17日 18:51
 17日は関東から西で台風一過の青空が広がり、危険な暑さが戻りました。全国の200を超える地点で35℃以上の猛暑日を観測し、1カ月連続となった所もありました。 ■危険な暑さ…猛暑日200地点超  台風が過ぎ去った房総半島。お盆休みのレジャーが復活です。  千葉県館山市の海水浴場。子どもたちの笑顔がはじけます。 東京から来た人 「水遊び、楽しかった」 「おとといも(海に)来たんだけどね。おとといの波すごかった。きょうはすごく低くていい」  16日は最大瞬間風速20メートルの荒れた天気でしたが、台風一過の17日は強い日差しが照りつけ最高気温は35.3℃まで上昇。  お盆休み最後の週末。子どもたちは水のシャワーを浴びて、涼しさと楽しさを満喫しながら熱中症対策です。 来園客 「楽しかったです」 「気持ち良かった」  名古屋では40℃の酷暑に迫る39℃を記録。名古屋としては観測史上最長となる24日連続の猛暑日で命に関わる猛烈な暑さです。  赤ちゃんの熱中症対策はベビーカーにも。 母親 「ファンが回るようになっていて送風できる。ここから、穴全部から風が出る。結構、高いので買うのを迷ったが、この猛暑で高かったけど頑張って奮発して買った」 ■お盆のUターンラッシュピーク  お盆休みのUターンラッシュはピークを迎えています。 60代の人 「きょうは富山から小田原へ帰る予定。ほっとしています。やっと帰ってこれたなと」  16日は台風の影響で東海道新幹線が東京-名古屋間で終日運休に。  ハトがいた改札口は…。17日、始発からゲートが開き、帰省客などでごった返しています。  空港も大行列です。  家族や友人などとの別れを惜しみながら、それぞれの帰路に就きます。  東京から宮崎の自宅に帰る家族は…。 宮崎に帰る家族 「台風と地震が怖かった」 「宮崎で地震が…。大丈夫でした。地震があって、こっちに来たら今度台風で」 「大雨だった」 ■“台風一過”青空広がる  東京は傘が吹き飛ばされそうなほどの大雨から一転。17日は炎天下で日傘を差す人たちの行列が。  16日、台風で中止となったビアフェスタは猛暑日でも大盛況です。 来場者 「やっぱり暑い中飲むので格別」 上野中央通り商店会 二谷仁吾理事 「ビールは飲んでほしいけど水も飲んでほしい。ちゃんと救急対策はしているが、水分補給をして楽しんでほしい」  関東全域で雷注意報が発表されていて、この後も急な雷雨に注意が必要です。

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