SNSで知り合った女子高校生を殺害して、遺体をレンタカーで遺棄した罪などに問われた男について、懲役24年の判決が言い渡されました。 　安栖達也被告（29）は去年10月、女子高校生（当時15）の首を絞めて殺害したうえ、栃木県内でレンタカーに遺体を遺棄した罪などに問われました。 　宇都宮地裁は、安栖被告について、用意したレンタカーの中で被害者の激しい抵抗を排除して犯行に及んでいることから、「強固な殺意に基づく残忍な犯行」と指摘し、「身勝手な犯行という評価は免れない」として、懲役28年の求刑に対して懲役24年を言い渡しました。 　また、瀧岡俊文裁判長は判決を言い渡した後に「自分にできる償いは何ができるかを考えながら、一日一日取り組んでもらいたい」と語り掛けました。