夜空に隕石? 撮影者は困惑 火球じゃない“謎の光の筋”正体は

2024年12月20日 18:08
 冬の空に謎の“一筋の光”。“火球”ではなかった、その正体は。  空を横切っていく光の筋。比較的ゆっくりで、消えることはありません。映像は19日、鹿児島市で撮影されました。 撮影した川畑友和さん 「空見たらフワーって流れていく物体があったんで、最初は流れ星とか隕石(いんせき)?ひょっとしてUFO(未確認飛行物体)とか、色んなのが頭をよぎったんですけど…」  確かに流れ星といえば、特に明るいものは火球と呼ばれ、一瞬のまばゆい光の後、すっと消えてしまうもの。  20日朝も神奈川県平塚市で、あっという間に光っては消えました。  今回、撮影されたものは様子が違います。一体、何なのか、専門家に聞きました。 平塚市博物館 天文担当 藤井大地学芸員 「人工の流れ星ですね」  人工の流れ星とは、どういうことなのでしょうか。 平塚市博物館 天文担当 藤井大地学芸員 「人類は打ち上げる人工物がかなり増えているんですね。実は近年は落下が増えています。特徴がですね、非常に長くゆっくり光り続けている」  藤井学芸員によりますと、今回、落下したのは中国の有人宇宙船「神舟17号」の一部ではないかということです。

これまでに入っているニュース