政治資金パーティー収入の不記載を巡り、都議会自民党の幹事長は政治団体としての都議会自民党を解散するとしました。関係者は不記載について会派の指示があったのではと指摘しました。 都議会自民党　小松大祐幹事長 「政治団体・都議会自由民主党を解散することを決めました」 　都議会自民党の小松幹事長は議会での会派は継続するとし、「資金管理を刷新する必要がある」と説明しました。 　東京地検特捜部は17日、都議会自民党の会計担当職員（72）を政治資金パーティーの収入の不記載など、収支報告書に嘘の記載をした罪で略式起訴しました。 　ANNの取材に応じた関係者は、会派の指示について言及しました。 都議会自民党関係者 「都議会議員は（パーティー券を）100枚渡されるが、50枚がノルマであとの50枚は好きにしていいと。会派として中抜き、キックバックの基本方針を誰かが指示していたと思います」 　そのうえで「会計担当に任せておけば問題ないとおごりや勘違いがあったのでは」と指摘しました。