銅線が盗まれた群馬・万座温泉スキー場 リフト運行できずスキー客半減

2025年01月26日 12:14
 去年、送電用の銅線が盗まれた群馬県のスキー場ではリフトが運行できないことなどから、今シーズンのゲレンデの利用が一部停止されています。  去年9月、嬬恋村の「万座温泉スキー場」で大量の銅線ケーブルやリフトを動かすモーターなどが盗まれました。  スキー場によりますと、この影響で5本あるリフトの4本が運行できなくなり、全14コースのうち上級者コースを含む12コースで今シーズン中の営業が停止されました。  このため、今シーズンの年末年始でスキー場の利用客は昨シーズンのおよそ半分だったということです。  スキー場では利用できるエリアを有効活用しようと、先週から「スノーチュービング」と呼ばれる新たなアクティビティーを開始しました。 万座温泉スキー場 星野元希さん 「スキーをしないお客さまにも楽しんでいただきたいという気持ちで、皆で作りました」  群馬県内では周辺の別のスキー場でも銅線などが盗まれていて、警察が引き続き捜査を進めています。

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