工事入札巡り100万円の賄賂を受領したなどの罪 池田町の前町長を起訴

2024年7月22日 23:28
 岐阜県池田町が発注する工事の入札をめぐって、便宜を図る見返りに業者から賄賂を受け取ったなどとして、前の町長が起訴されました。

 加重収賄などの罪で起訴されたのは池田町の前町長、岡崎和夫被告(76)です。

 また、大垣市の電気工事会社「久富電設」の社長、久富幸司被告(62)が、贈賄などの罪で起訴されました。

 起訴状によりますと、岡崎被告は町長を務めていた2022年2月、町の発注する工事の入札で久富電設が有利になるよう取り計らう見返りに現金100万円を久富被告から自宅で受け取り、当時の副町長らを通じて入札に参加できる指名業者として久富電設を選ばせたほか、2022年7月に行われた保育園の空調工事をめぐる入札では、久富被告に、他の指名業者の名前を電話で漏らすなどしたとされています。

 岐阜地検は、岡崎被告と久富被告の認否を明らかにしていません。

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