柔道の永山竜樹選手に波乱の展開 後輩たちの声援受け、敗者復活で銅メダル

2024年7月29日 18:12
日本のお家芸、柔道は28日までに3つのメダルを獲得。東海地方ゆかりの永山竜樹選手にも声援が送られる中、波乱の展開が待ち受けていました。
 男子60キロ級に挑んだ永山選手。一宮市でパブリックビューイングが行われ、母校の大成高校の柔道部の監督や選手たちが試合を見守りました。

 迎えた準々決勝では、片手締めによる一本負け。

 しかし失神したのは「待て」がかかった後も締め続けられたためだと、納得のいかない永山は、畳からなかなか下りることができませんでした。
 

永山選手の母校・大成高校で応援する選手たち

応援のおかげで「負けた後に切り替えられた」
 「気持ちを切り替えて、強い先輩をまた見たい」という後輩たちの思いも背負い、敗者復活戦を勝ち抜き、のぞんだ3位決定戦。

 大腰で技ありを奪いペースをつかむと――。

 技ありを奪って、合わせ技で一本勝ち!

 オリンピック初出場の永山選手が、銅メダルを獲得しました。

 「負けた後、切り替えられたのも、たくさんの方々が応援に来てくれていたので。手ぶらで帰るわけにはいかないと思って、気力だけで銅メダル。その経験は、今後の人生にいきると思います」(永山選手)
 

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