名古屋市守山区にある繊維製品販売会社の取締役の男が、現金約1990万円を横領したとして逮捕されました。

　業務上横領の疑いで逮捕されたのは、守山区にある繊維製品などを販売する会社の取締役、濱島勇夫容疑者（62）です。

　警察によりますと、濱島容疑者は役員として経理全般を担当する立場にありながら、今年1月から5月にかけて5回にわたり、会社の現金あわせて約1990万円を横領した疑いが持たれています。

　調べに対し、濱島容疑者は容疑を認めているということです。

　濱島容疑者は、既に退職した複数人の名前を使って架空の給与データをつくり、会社の口座から自身の口座に現金を振込送金していたとみられています。

　また、少なくとも5年にわたりあわせて約2億円を横領したとみられていて、警察は余罪を調べています。