藤井七冠 2つ目の「永世称号」に王手なるか 19日から佐賀県唐津市で王位戦第4局

2024年8月18日 22:17
 将棋の藤井聡太七冠の2つ目の永世称号獲得に期待がかかる王位戦の第4局が、19日から佐賀県で行われます。

 今期の王位戦七番勝負で、藤井七冠と対戦しているのは、王位戦初挑戦の渡辺明九段です。

 18日は、第4局が行われる佐賀県唐津市の老舗旅館を2人が訪れ、使用する駒や対局室の環境などを確認しました。

 王位戦は、先に4勝した方がタイトルを獲得でき、ここまで、藤井七冠が2勝1敗です。

 第4局で、藤井七冠が勝てば、「棋聖」に続く自身2つ目の永世称号の資格獲得に王手をかけます。

 その後行われた現地の前夜祭で、藤井七冠と渡辺九段は第4局に向けて抱負を述べました。

 藤井七冠「明日からの第4局はシリーズの中盤戦の大きな一局となりますが、2日間集中して、皆様に楽しんでいただけるような熱戦にしたいと思っています」

 渡辺九段「ここまで非常に多くの反響をいただいておりますので、3局目から間が空いたこともあって、また新しい気持ちで将棋盤に向かっていきたい」

 対局は2日制で、19日午前9時に始まり、20日夜までには、勝負が決まる見通しです。

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