「汗がだらだら」東海地方で厳しい暑さ 大気の状態も不安定な中、台風10号にも警戒が必要

2024年8月23日 16:44
東海地方は、厳しい残暑の一方、大気の状態が不安定に。そして、台風10号にも警戒が必要です。
東海地方は各地で厳しい暑さ
 東海地方は、23日も各地で厳しい暑さとなりました。

 午後3時までの最高気温は、名古屋で35.5℃、岐阜県美濃で37.2℃、三重県上野で37.2℃を観測しました。

 岐阜市は36℃まで上がって、今年34日目の猛暑日となり、2018年の過去最多記録に並びました。
 

岐阜市では今年34日目の猛暑日に

夜にかけても蒸し暑さに注意が必要
 「湿度は多いですね。すごく蒸し暑いです」(70代)

 「きのうのほうが太陽がずっと出ていたが、きょう少し雨が降ったので、蒸し暑さをより感じます」(20代)

 「汗がだらだらです」(50代)

  23日は、愛知、岐阜、三重に熱中症警戒アラートが出されていて、夜にかけても蒸し暑さに注意が必要です。
 

台風10号が、東海地方を直撃する恐れ

台風10号が直撃する恐れ
 そして、来週にかけて備えが必要なのは、台風10号です。

 台風10号は、日本列島に向けて北上していて強い勢力のまま、27日火曜日から28日水曜日にかけて、東海地方を直撃する恐れがあります。
 

東海地方のすぐ西側を通過する台風に警戒が必要

台風の進路に警戒を
 今回の台風10号で心配なのは進路です。

 台風10号と似ている例の1つが、2011年の台風12号です。

 この台風では、紀伊半島で記録的な大雨を観測。

 三重県内でも、土砂災害や川の氾濫など大きな被害を出し、「特別警報」が発表されるきっかけとなりました。

 台風の大きさやスピードなど、違いはありますが、東海地方のすぐ西側を通過する台風は、大雨だけでなく、暴風や高波などにも警戒が必要です。
 

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中