今年5月、滋賀県大津市で保護司の男性が殺害された事件を受けて、岐阜県の保護司らの団体が保護司の確保への支援などを求める要望書を岐阜市に提出しました。

　大津市では、5月に保護司の男性が殺害され、その後、男性が担当していた保護観察中の男が殺人の疑いで逮捕されました。

　この事件を受けて、岐阜県の保護司らの団体「県保護司会連合会」の会長らが25日、岐阜市役所を訪れ、柴橋正直市長に保護司が更生保護活動に継続して従事できるよう要望書を提出しました。

　要望書には、保護司の確保が困難になっていることから、人材紹介の協力や、大津市の事件が保護司の自宅で発生したことから、保護司が自宅以外で面接できる場所を確保できるよう支援を求めました。

　要望書を受け取った柴橋市長は「今後も安心して保護司活動に従事できるよう支援する」としました。