三重県南部の救急医療体制を強化 松阪市救命救急センターが10月から患者受け入れ
2024年9月30日 19:21
三重県松阪市で10月から新たな救命救急センターが患者の受け入れを始めます。三重県南部の医療体制の強化が期待されています。
「地域の命を救う最後の砦に」
特定集中治療室や救急病棟などを整備し、新たに救命救急センターに指定された「松阪中央総合病院」。
10月1日からは、急性心筋梗塞や脳卒中の患者、重度のけが人などを24時間体制で受け入れます。
「この地域の命を救う最後の砦と言いますか、その存在になりたいと思っている」(田端正己院長)
現在三重県には人口が多い津市と四日市市、伊勢市のあわせて4カ所に救命救急センターが設置されています。
5つ目となる松阪中央総合病院にはドクターカーも配備されていて、松阪市内だけでなく、紀北町など南部の地域からも重篤な患者を受け入れます。
「24時間365日対応しないといけないので職員の負担が大きい。医師の場合はこの4月の働き方改革で勤務時間に制限があるが、その中で職員の理解を得ながらソフト面を整えるのが大変でした」(田端院長)
10月1日からは、急性心筋梗塞や脳卒中の患者、重度のけが人などを24時間体制で受け入れます。
「この地域の命を救う最後の砦と言いますか、その存在になりたいと思っている」(田端正己院長)
現在三重県には人口が多い津市と四日市市、伊勢市のあわせて4カ所に救命救急センターが設置されています。
5つ目となる松阪中央総合病院にはドクターカーも配備されていて、松阪市内だけでなく、紀北町など南部の地域からも重篤な患者を受け入れます。
「24時間365日対応しないといけないので職員の負担が大きい。医師の場合はこの4月の働き方改革で勤務時間に制限があるが、その中で職員の理解を得ながらソフト面を整えるのが大変でした」(田端院長)
ドクターカーも出動して行われた訓練
”救急車一部有料”で出動件数2割減
救急医療体制のひっ迫が問題となっていた松阪市。
今年6月からは、救急患者を受け入れる3つの主な病院で、救急車を利用し、入院が必要ない軽症などと診断された患者は「選定療養費」として7700円を支払うようにしました。
市によると、制度が始まった6月から8月の出動件数が3604件で、前の年の同じ時期と比べて20%ほど減ったということです。
市は「制度の効果について検証を進め、持続可能な医療体制の整備に努めたい」としています。
今年6月からは、救急患者を受け入れる3つの主な病院で、救急車を利用し、入院が必要ない軽症などと診断された患者は「選定療養費」として7700円を支払うようにしました。
市によると、制度が始まった6月から8月の出動件数が3604件で、前の年の同じ時期と比べて20%ほど減ったということです。
市は「制度の効果について検証を進め、持続可能な医療体制の整備に努めたい」としています。
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