29日未明、名古屋大学の研究施設で爆発が起き、消防車両が出動する騒ぎがありました。

　29日午前3時半ごろ、名古屋大学の東山キャンパスにある超高圧電子顕微鏡施設で爆発が起きたと、119番通報がありました。

　消防によりますと、水やエタノールなどを扱う実験中に装置が爆発し、実験室の窓ガラスが割れたということです。

　また、20代の大学院生の男性が指に軽いけがをしました。

　この爆発事故で、消防車両16台が出動しましたが、炎は確認できず、放水も行わなかったということです。