愛知県豊橋市の新アリーナ計画を巡る問題で、市長の審査申し立てを知事が棄却する裁定を出したことについて、市長の受け止めは…

「裁定が直接(契約解除に)与える影響はないと思っている」(豊橋市 長坂尚登 市長)

　新アリーナ計画の契約解除に向けた協議を事業者に申し入れている長坂尚登市長は、市議会が「議決を経て締結した契約に関しては解除にも議決が必要」とする条例改正案を可決したため、大村知事に審査を申し立てていました。

　31日大村知事は審査の申し立てを棄却する裁定を出しました。

「内容を精査して今後の対応について検討をしていきたい」(長坂市長)

　長坂市長は不服があれば1日から60日以内に提訴できますが、提訴するかどうかは明言しませんでした。