歴史的なジェットコースター相場に街の人は「一喜一憂しちゃだめ、10年様子を見ます」 名古屋
2024年8月6日 16:27
5日、歴史的な急落となった日経平均株価が急反発。新NISAで身近になった投資との付き合い方は。
歴史的な大暴落となった、5日の日経平均株価は…。終値は、先週末から4451円安に。
これは、1987年の「ブラックマンデー」を超える、過去最大の値下がりでした。
一転、6日は、上げ幅が、一時3400円を超えました。
終値は、5日より3217円高い、3万4675円で、過去最大の値上がりとなりました。
1月に新NISAが始まって投資への関心が高まるなか、日経平均株価は、値上がり基調が続いてきました。
先月11日の終値は4万2224円まで上昇し、史上最高値をつけましたが…。
5日までの3営業日では7600円あまり急落しました。
1日で4割あまり戻したものの、市場関係者は、当面、株価の乱高下が続くとみています。
鈴木俊一財務大臣(5日)
歴史的なジェットコースター相場に名古屋の街では…。
「株価の急激な変動。投資をしている人はどのように受け止めているのでしょうか」(内田悠雅 記者)
「ショックですよね、まさか。一喜一憂しちゃだめだと思ってもう少し長い目で。10年様子を見ます、そのつもりでがんばります」(4月に新NISAを開始した人)
「国の施策でNISAというのでやっている人が多くて、どこかで1回落ちるだろうと思っていたが、ここまで落ちるのかと衝撃は受けた」(株取引をしている人)
鈴木財務大臣は5日、冷静な判断を呼びかけました。
「新NISAをきっかけに投資を始めた方々に動揺が生じているという報道も目にしております。相場の下落等の市場変動が進む中にあっても、長期積立分散投資の重要性を考慮して、冷静に判断をしていただきたい」(鈴木俊一財務大臣・5日)