オリンピックで寝不足に!? 昼食後のお昼寝がおススメ 医師が解説
2024年8月6日 17:00
連日熱戦を繰り広げているパリオリンピック。歓喜の瞬間をリアルタイムで観るために睡眠を削っている人も。医師に聞く寝不足の日の過ごし方とは…。
連日熱戦を繰り広げているパリオリンピック。開催国・フランスとの時差は、7時間あり、競技は日本時間の深夜や未明に行われることが多くなりがち。
歓喜の瞬間をリアルタイムで見るために、睡眠を削って疲れが蓄積。街では寝不足になりながらも、日本を応援しているという声も聞こえました。
「やはり日本の選手が出ていると応援したくなるので、見ちゃいます」「もっと早い時間にやっていたら見たいです」「夜中の2時ぐらいまで見たり朝4時に起きて、試合見たりしてます。もうボロボロです」(街の人)
連日「寝不足」という女性は体調に変化がーー
「頭痛。あとは肌がカサカサになるとか。それぐらいですかね。朝起きたら普段より倦怠感があるかな。」(街の人)
睡眠時間が不足すると、集中力や判断力が低下
医師に聞く「寝不足の日」の過ごし方
街の声でも多かった寝不足について、名古屋市立大学病院の睡眠医療センター長・佐藤慎太郎医師に聞きました。
成人の睡眠は「1日7~9時間」必要で、不足すると集中力や判断力などが低下します。
パリ五輪の観戦をリアルタイムで続けると「時差ボケ」状態になります。
では、寝不足の日には、どう過ごした方がよいのかーー
佐藤医師によりますと朝は、日光をしかり浴びるのが良いということです。
そうすることで、眠気を促すホルモンがストップするとのこと。
「寝不足の日」の過ごし方のポイント
お昼寝は午後3時までに
さらに昼は、昼食後20分程度のお昼寝がおススメですが、20分を過ぎると深い眠りに入り、起きにくくなるそうです。
コーヒーのカフェインが20分程度で効きだすので、寝る前に飲むとシャキッと起きられるそう。
そして気を付けたいのが夕方、深夜の観戦に向けて仮眠をとるのはNGだと言います。
夜眠れなくなるため、不眠の原因になる恐れがあるためです。