この1年間に家庭での防災対策の費用が大幅に増えたことが民間会社の調査で分かりました。 　調査は日向灘を震源とする地震発生前に行われました。 　それによりますと、家庭で「防災対策をしている」と答えた人の割合は前の年より3.8ポイント増え、50.9％でした。 　増加幅では単身世帯が最も大きく、5ポイント余り増えました。 　また、この一年間の対策費用は1人あたり平均2831円で、779円増加したとしています。 　能登半島地震で被災した石川県と富山県では1人あたり3884円と、他の地域より1000円余り多くなりました。 　「不安を感じる脅威」は「地震」が最も多く、「猛暑」のとともに8割を超えました。