日本生命 代理店出向者らがグループ全体で18万件の個人情報漏洩

2024年09月07日 11:20
 生命保険最大手の日本生命は、子会社の保険代理店に出向した社員らがグループ全体で約18万件の契約者の個人情報を漏洩(ろうえい)していたと発表しました。  発表によりますと、日本生命は出向者を通じて、「ライフサロン」、「ほけんの110番」、「ライフプラザパートナーズ」の3社から、競合を含む他社の契約者の個人情報合わせて約4万7000件(約3万人分)を入手していたということです。  時期は2021年7月から今年4月にかけてで、契約者の名前や年齢、性別、証券番号などが含まれています。  子会社の保険代理店の経営管理などが目的だったとしていて、現時点では外部への流出や営業活動への利用は確認されていないとしています。  また、代理店の間でも漏洩が確認されていて、グループ全体での漏洩件数は約18万件に上ります。  生命保険大手では、第一生命でも出向者による個人情報の漏洩が約11万件発覚しています。

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