食用油を航空燃料「SAF」に 国内初の大規模装置公開

2024年09月07日 07:06
 使用済みの食用油などからできる航空燃料「SAF」を製造する国内初の大規模装置が公開されました。  コスモ石油が大阪・堺市で建設を進めるのは、国内最大規模の「SAF」の製造装置です。  完成すれば国内で初めて大量生産が実現するとしています。  年間で3万キロリットル、羽田ーロンドン間のフライト700便分のSAF燃料が製造できます。  これまでの製造装置は小規模なものしかなかったため、製造コストが割高なことが課題でした。  大規模な装置が稼働することで今後、コストの低下が期待されるということです。

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