ノーベル賞受賞者50人以上がウクライナとガザでの「オリンピック休戦」を訴えるよう、ローマ法王や交戦国の政府などに呼び掛けました。 　呼び掛けの書簡は13日、フランスのル・モンドで公開されました。 　ロシアによるウクライナ侵攻はアフリカ諸国の飢餓の悪化やヨーロッパでの移民危機など世界中に影響を及ぼしていると指摘。 　絶え間ない爆撃によって大量の有害廃棄物が放出され、世界中の食卓を汚染しているとしています。 　また、現在兵器に費やされている費用は地球全体の飢餓を80年間食い止めるのに必要な額に匹敵するとして、殺し合うのではなく地球を救うべきだと訴えています。 　しかし、ロシアのウクライナ侵攻では、双方が一時的な休戦は体力を回復させるため「敵にとって利益になる」とみなしていて、実現の可能性は低い状況です。