過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、現職の小池百合子知事がおよそ292万票を獲得し、3期目の当選を決めました。 小池百合子知事 「都民の皆さま方から『もっと改革を進めろ、もっと生活しっかりと支えてくれ』、そういう思いをちょうだいしたかと思います」 　小池さんは291万8015票を獲得し圧勝しました。 　前の安芸高田市長の石丸伸二さんは165万8363票で、蓮舫さんを上回りました。 　立憲民主党や共産党などの支援を受けた蓮舫さんは128万3262票で、3位にとどまりました。 　元航空幕僚長の田母神俊雄さんは、26万7699票と支持が広がりませんでした。 石丸伸二氏 「（Q.国政にもという思いは？）選択肢としては当然、考えます。例えば広島1区。岸田総理の選挙区です」 蓮舫氏 「循環型の東京を作りたいという思いは私の中では全力で訴えたつもりでしたので、結果としてそれが届かなかったのは非常に私の力不足、申し訳ないと思います」 　東京都選挙管理委員会によりますと、投票率は前回を5.62ポイント上回る、60.62％でした。