気象庁は奄美地方や九州南部に加え、山口県を含む九州北部や四国でも29日夜にかけて線状降水帯が発生する恐れがあると発表しました。 　28日午前11時現在、非常に強い台風10号は奄美地方を暴風域に巻き込みながら九州へ向かってゆっくりと北上しています。 　気象庁は、すでに発表していた奄美や九州南部に加え、山口県を含む九州北部や四国にも線状降水帯の予測情報を発表しました。 　奄美地方では引き続き29日午前中にかけて山口県と九州、四国では29日夜にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。 　土砂災害や川の氾濫、道路の冠水などに厳重な警戒が必要です。