東京・江戸川区で住宅兼工務店とみられる建物が焼ける火事があり、1人が死亡しました。この住宅に住む高齢男性とみられます。 　5日午後6時ごろ、江戸川区松本で「家が燃えている。家の中に高齢男性が取り残されている」という110番通報がありました。 　警視庁などによりますと、火が出たのは2階建ての住宅兼工務店で、消防車など30台以上が出動して約2時間後にほぼ消し止められましたが、2階部分約200平方メートルが焼けました。 　住宅から男性とみられる1人が救助されましたが、その場で死亡が確認されました。 　この住宅には高齢の夫妻が住んでいるとみられ、出火当時、妻は外出していてけがはないということです。 　警視庁は死亡した1人が高齢の夫の可能性があるとみて身元の確認を進めるとともに、出火原因を調べています。 　現場は江戸川区役所から北西に約1キロの住宅街です。