26日は関東から九州の太平洋側で北風が強まり、「風冷え」の一日となりました。 ■冷たい北風強まる…東京で注意報も 　東京は注意報が出されるほどの強風が吹き荒れました。 　隅田公園で行われたグルメとたき火を楽しむイベント。本来、公園の6カ所でたき火を行う予定でしたが、風による事故を防ぐため、一時見合わせました。 焚火アンビエンス企画者　多賀健太郎さん 「この公園自体、特に（風を）遮るものがないので、風が体感的にはちょっと強い」 　たき火ができないため、マシュマロをガスバーナーであぶりますが、火加減が難しそうです。 　すると、願いが届いたのか、午後になると風が落ち着き、公園はたき火の暖かさに包まれました。 母親 「あったかいですよね。温まります」 　関東から九州にかけて冷たい北風が強まるなか、各地では季節の行事が行われました。 　静岡に現れたのは、頭がサル、胴体がトラ、尻尾がヘビの妖怪「鵺（ぬえ）」。およそ800年前、平安時代の武将・源頼政が、鵺を退治した故事に基づく新年の厄よけ行事です。 　さらに、氷点下の北海道で行われたのは、特別な綱引き。3本の綱のうち2本を自陣に引き込むと勝利。駆け引きが勝敗を分けます。優勝賞金は20万円。 参加者 「毎年思っていますが、今年こそ優勝したいと思います」