5年持つおにぎり、使い切りの下着… 名鉄百貨店の防災フェア「反響は従来の10倍」

2024年8月21日 17:41
名古屋の百貨店で21日から、防災の最新グッズなどを取り扱う「防災フェア」が始まりました。
「名鉄百貨店で始まったのが防災フェアです。防災意識の高まりから、最近防災グッズへの問い合わせが増えているといいます」(上坂嵩アナウンサー)

 名鉄百貨店の「防災フェア」は今年で9回目の開催です。

 8日に宮崎県日向灘沖で発生した地震で初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報」。その影響で、お客さんの防災意識の高まりを感じるといいます。

「先日の震災でお客様の関心が非常に高まり、従来の時期に比べると10倍くらいの反響やお問い合わせをいただいています」(名鉄百貨店 高柳彰さん)

 中でも注目なのが、今年発売されたという「もっちりつや炊きおにぎり」(1個453円)。なんと水を注ぐ必要がなく、そのまま食べられるんです。

「うめしその香りが口の中でふわっと広がっておいしいおにぎりです」(上坂アナ)
「開封しなければこのままの状態で製造から5年間食べることができます」(高柳さん)

 ほかにも全国的なコメ不足の影響もあってか、とがずに炊ける無洗米がいつもより1.5倍売れているといいます。
 

紙素材の使い切りインナー

災害時に助かる使い捨てのインナー
 食品以外では、こんな注目の商品も…。

「使い切りインナーの反響が非常に大きくなっています。紙素材のパルプを使って編み込んだものです。災害時はもちろん、幅広く使っていただけます」(高柳さん)

 「AnyAnyインナー」は紙素材のため、上下3セット990円とお手頃なのも人気の理由だといいます。
 

防災アイテム体験会は8月30日から9月1日まで

車いす牽引装置や簡易トイレの体験も
 そして今回の防災フェアの目玉が、30日から3日間行われる防災グッズの「体験会」です。

 取り外しができる、車いすの牽引装置「JINRIKI」は、引くことで前輪が浮き、簡単に段差を乗り越えることができます。

 ほかにも、簡易トイレの組み立て体験などもできるということです。

「防災フェア」は9月3日までです。
 

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