御嶽山 火山性地震は2日続けて0回

2025年1月31日 16:29
気象庁は、御嶽山での火山性地震は減少を続け、速報値で30日、31日と2日続けて0回と発表しました。「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)」は継続としています。

提供:国土交通省多治見砂防国道事務所

 火山性地震の1日あたりの回数は29日は1回、30日は0回、31日は午後3時までの速報値で0回でした。

 火山性地震は12月下旬から始まり、1月21日には最高の275回を観測しました。しかし、その後減少を続けています。火山性微動も22日以降観測されていません。

 山体の膨張を測る傾斜計とGNSS連続観測では、22日以降火山活動によるとみられる地殻変動は認められないということです。

 気象庁は御嶽山では火山活動が高まっていて地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしています。

 地元の自治体・長野県王滝村・木曽町・岐阜県下呂市の指示に従い、危険な地域には立ち入ららず、噴火が発生した場合は地獄谷火口から概ね1kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒するよう呼びかけています。
 

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