国内最大規模のおもちゃの展示会が開幕し、定番シリーズの高価格帯やデジタル化した新たな商品が相次いで出展されています。 　53年の歴史を持つ「仮面ライダー」の変身ベルトは、近年は高級版も登場して大人の購入者も多いということです。 　着せ替え人形「リカちゃん」のデジタル版は、リアルタイムで会話することができます。 　廃棄される生地を再利用し、リカちゃん服を作るコーナーもあります。 　立体パズル「ルービックキューブ」は、温度によって色が変わるものやロボットに変形する新製品などが出展されています。 　2023年度のおもちゃの国内市場は大人や訪日外国人の需要を取り込んだことで、少子化にもかかわらず初めて1兆円を突破しています。 　61回目を迎えた東京おもちゃショーには国内外の192社が出展し、31日と来月1日には一般公開されます。