御嶽山の「火口周辺規制」を継続 山頂付近の火山性地震、やや多く推移 気象庁

2025年1月21日 17:02
気象庁は21日午後4時、御嶽山について「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続」を発表しました。

御嶽山

 御嶽山では、山頂付近を震源とする火山性地震の回数がやや多い状態で推移しているということです。火山性地震の1日あたりの回数は、19日9回、20日8回、21日午後3時までに4 回(速報値)でした。    

 火山性微動は観測されていません。  

 山体の膨張を測る傾斜計とGNSS連続観測では、火山活動によるとみられる地殻変動は認められません。

 気象庁は、御嶽山では昨年末から火山活動が高まっていて、地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしています。

 引き続き、地元自治体等の指示に従い、危険な地域には立ち入らないように警戒を呼びかけています。

 次の火山の状況に関する情報は、22日(水)午後4時頃に発表の予定です。なお火山活動の状況に変化があった場合には、随時伝えるということです。
 

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