日経平均4万円台を維持できる? 専門家「アメリカ雇用統計発表前に利益確定か」

2024年07月03日 09:21
 2日の日経平均株価は、前の日の終値から87円値を下げて寄り付くと、午前10時前にプラスに転じます。  激しい値動きが続きましたが、午後1時半ごろ4万円を超えると、勢いそのままに一時4万113円まで値を上げました。  終値は、前の日より443円高い4万74円で3日続伸。およそ3カ月ぶりに4万円の大台を回復しました。  特に相場を押し上げたのは、メガバンクなどの金融株です。 マネックス証券 広木隆氏 「国内の金利が上がっていること。それから日銀短観で示された企業の設備投資意欲が強い、こういったことから資金需要の強さから貸し出し増加期待がある。海外での貸し出しがメガバンクは非常に多く、海外事業が非常に好調ということが、今アメリカの金利上昇や円安がメガバンクの業績拡大に貢献する」  4万円台は維持できるのでしょうか。 広木氏 「やっぱり今週ずっとキープするというのは難しくて、7月4日が独立記念日でアメリカはお休みですし。週末(5日)にはアメリカの雇用統計という重要な経済指標が出ます。その前には一旦、利益確定しておこうという流れになるのではないか」 (「グッド!モーニング」2024年7月3日放送分より)

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