入居金だけで6億円を超える部屋もあるというシニア向けの高層住宅が公開されました。 　東京・西麻布に建設されたのは、国内で初めてすべての施設を顔認証で利用できるシニア向けの高層住宅です。 　36階建てで、カラオケルームや麻雀ルーム、プールのほか、帝国ホテルの食事を楽しめるダイニングもあります。 　400の居室のうち、60室は介護を必要とする人専用です。 　最も高額な部屋は、78歳で2人で入居する場合の入居金がおよそ6億2000万円、月々の利用料は55万円で別途、食事代が必要だということです。 三井不動産レジデンシャル　シニアレジデンス事業部　米本厚さん 「都心において、シニア向けの特に富裕層向けの高齢者住宅という供給がまだまだ少ないという状況のなかで、そのような方々に対してご満足いただける施設を作っていきたい」 　国内の富裕層は増えていて、資産のある高齢者向けのサービスの需要が高まっています。