“観測史上最高”各地で続出 東京も40℃に迫る “災害級”の暑さ

2024年07月08日 20:05
 東京・府中で39.2℃を観測するなど、8日も各地で「危険な暑さ」となっています。一方、大気の状態が不安定な沖縄では海上で竜巻が発生しました。 ■緊迫!沖縄で「海上竜巻」が発生  沖縄の海を映したカメラ。くっきりとした竜巻が映し出されています。別の場所では、飛行機が近くを飛んでいる様子も分かります。  こちらの海岸、ウエディングフォトの撮影スポットでも…。巨大な雨柱が見えます。沖縄では発達した雲が雷や急な雨を降らせました。 撮影者 「沖縄はこの時期からものすごく暑いので、きょうも暑かった。きのうも地域によっては急な土砂降りで雷が鳴っている地域もあった。沖縄特有の急なスコールみたいなものはあるが、竜巻が発生したのは初めて見た」  土砂災害警戒情報が発表された山形。横殴りの雨が吹き付け、台風のような景色となっています。東北は梅雨本場の雨となっています。 ■新潟で道路冠水 避難指示も  排水が追い付かないのか、道路にあふれる水。新潟も冠水しました。三条では1時間雨量が40ミリを超え、交差点も冠水しています。 撮影者 「かなり激しい雨が降っていた。三条市に着いたころには冠水していた感じ」  胎内市を流れる川も、川の水は増え、青かった水は一気に茶色く濁ります。 撮影者 「(普段は)川底が見える感じ。普段の10倍くらいある」 ■40℃迫る東京“災害級”の暑さ  西日本と東日本は危険な暑さが続きます。  8日、日本で一番暑くなった和歌山県新宮。40℃に迫る暑さとなっています。  東京都心も今年一番の暑さ。府中では39℃を超え、観測史上1位となる暑さとなり、都内では86人が熱中症の疑いで搬送されています。  福岡県筑後市では、農作業中の86歳の男性が死亡。熱中症の疑いがあるということです。 9日も東日本を中心に猛暑日が続出する見込みで、熱中症に引き続き厳重な警戒が必要です。

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