所得5.7億円を無申告で脱税か 予備校運営の前社長を告発

2025年03月18日 12:15
 5億7000万円余りの所得を申告せずに脱税したとして、司法試験の予備校を運営する会社の前社長が東京国税局に刑事告発されました。  司法試験の予備校「伊藤塾」を運営する「法学館」の西肇前社長は、およそ5億7300万円の所得を申告せず、所得税6800万円ほどを脱税した疑いが持たれています。  関係者によりますと、西前社長は2021年に「法学館」の株を売却した際に、4億2000万円余りの利益を得たほか、およそ1億1600万円の給与を受け取っていたにもかかわらず、申告していませんでした。  不正に得た金は株の購入などに充てたということです。  ANNは西前社長に取材を申し込みましたが、これまでに回答はありませんでした。

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