戦後80年 硫黄島で戦没者追悼式 遺族「事実を風化させない」

2025年01月16日 12:23
 今年は戦後80年です。太平洋戦争の激戦地となった硫黄島で戦没者追悼式が行われ、遺族は「事実を風化させない」と訴えました。  1945年の太平洋戦争末期、小笠原諸島の硫黄島では、アメリカ軍との間で激しい戦闘が繰り広げられ、旧日本兵らおよそ2万1900人が命を落しました。 遺族代表 栗林快枝さん 「戦争を絶対に繰り返さないために事実を風化させないよう、永く後世に正しく伝えていかなければならない」  16日の追悼式では、日本側の守備隊を指揮した栗林忠道中将の孫が、遺族を代表して追悼の言葉を述べました。  遺族らは午後に硫黄島内の地下壕などで献花を行います。

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