「高額療養費制度」見直し巡り与野党90人以上の超党派議連が発足

2025年03月25日 07:30
 高額な医療費を抑える「高額療養費制度」に関する超党派の議員連盟が発足しました。与野党で90人以上の議員が参加し制度見直しのあり方を議論していくとしています。 自民党 武見敬三前厚労大臣 「制度をいかにこれからも育て、発展させていくかという課題については、ぜひ不必要に政治問題化することなく、きちんと議論をすることができるようにこの議連を通じてもそうした役割を果たせればと」  「高額療養費制度」を巡っては、政府は患者団体などの反発を受けて、今年の負担上限額の引き上げをいったん見送り、秋までに新しい方針を検討するとしています。  制度の見直しのあり方などを議論するため、与野党90人以上の議員が参加する超党派の議連が24日に発足しました。  設立総会では厚生労働省の担当者への聞き取りなどが行われ、「秋までと期限を決めず、十分な議論をすべきだ」などの意見が出ました。  議連は今後、専門家を呼んだ勉強会などを行い、政府に対して要望を行うとしています。

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