全国の感染性胃腸炎の患者数「11.1人」 過去10年間の同時期では最多

2025年03月25日 17:18
 全国のノロウイルスなどを原因とする「感染性胃腸炎」の患者報告数が過去10年の同じ時期と比べると最多になりました。  国立感染症研究所によりますと、16日までの1週間に全国の医療機関から報告されたノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎の患者数は「11.1人」となりました。  過去10年の同じ時期と比べると最も多くなっています。  都道府県別では大分県が「21.92人」と最多で、警報の基準となる「20人」を超えています。  次に愛媛県「19.28人」、香川県「18.39人」となっています。  ノロウイルスは手や食品などを介して口から体内に入り感染し、嘔吐(おうと)、下痢などを起こし、子どもや高齢者などは重症化する恐れもあります。  厚生労働省は食事の前の手洗いや過熱が必要な食品はしっかり加熱して食べるなどの対策を呼び掛けています。

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