自民党の森山幹事長は、党の総裁選挙の決選投票で国会議員票とは別に47の都道府県連に1票ずつ割り振られている「地方票」について、今の制度を見直す考えを示しました。 自民党　森山幹事長 「総理とちょっと意見交換するなかで、決選投票の都道府県1票47票というのはちょっといかがなもんですかねと。各県の党員の数をやはり考えながら対応していくことが正しいのではないか」 　森山幹事長は地方票の比重を高めることも検討する方針を示しました。 　来年3月に行われる党大会に向けて考え方を整理します。 　自民党総裁選では、1回目の投票で過半数を得る候補者がいなかった場合、上位2人による決選投票が行われます。 　決選投票では、国会議員が一人1票、各都道府県連が1票ずつとなっていて、地方票の割合が小さくなっています。